バーボン

作詞:のる　作曲:Yuze　編曲:ふりぃ

在ることに意味は要るの？沈んでゆくグラスの中
光さえ届かない　心地よい場所

居ることに意味は有るの？浮かばれない気持ち
屋根の下に見える月、手が届きそう
レコードの針を落とす　胸がチクリと痛む
一人　涙　ほろり　こぼれた
瞼を優しくなでる 跳ね返った光がまだ
包み込んでくれているなら

個体差が激しい感情は思い出したくはない　だから
時を止めて哀れな夜を妬む

燃え上がる恋
絡み合う指
忘れじのあの台詞を
暗闇がただ　つけた傷跡
貴方には黙っておくから
嫌いな音楽(おと)も　好きになれるわ
言葉だけ　置き去りにして
貴方の声も　聞こえないほど
包んで欲しい　光へ

明かりは消えて　月は回るのをやめ
取り残された私は一人歌うの　ララバイを

燃え上がる恋
絡み合う指
忘れじのあの台詞を
暗闇がただ　つけた傷跡
貴方には黙っておくから
嫌いな音楽(おと)も　好きになれるわ
言葉だけ　置き去りにして
貴方の声も　聞こえないほど
包んで欲しいあたしは

言葉をちぎるような期待に
心地よく響くメロディー
今　本当にあなたが欲しいのは　哀という優しさ
一人にさせて　不安にさせて
居場所だけ奪わないで
あたしは次の鍵盤を震える指で叩いて